Photos by Kenji Nishida

 

Torsalo / ウマバエの幼虫の飼育 / Botfly Larvae

ウマバエの幼虫を2匹飼っていて勉強になったことは、幼虫が寄生している僕の体の一部を上手く操作し、制御していることだ。皮膚が火山のように盛り上がり、その部分は硬くコブのようになっている。呼吸用の噴火口(穴)は決してふさがらず、赤い溶岩が流れ出す。虫コブを研究する僕だが、この体験によって虫が植物にコブを造る感覚がなんとなく理解できたように思う。お腹にいた一匹には少し母親の気持ちを味わせてくれた。残念ながら、2人(頭)とも成人(虫)になるまで育ててやることが出来なかった。